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04年9/16〜05年3/14 05年3/15〜12/14
●05年2月4日(金)
納得して働いてんの?
上海に来て、以前から気になっていたこと。
『出稼ぎで、安い賃金で働いている人たちは、
自分たちが搾取されていると思わないのか?』
今日、師匠と一緒にHさんに
お会いしてきて、やっぱりそうか…と。
国営企業との合作企業で3年間やったHさん。
(注:合作企業は、出資比率とは関係なく、
利益を契約に基づき、分ける形態。
だから知らないと、エグイ契約内容のこともアリ)
その後、その工場を見限り、別工場を設立するのですが、
それ以前に、1年ほどで、この工場の悪い部分がわかった
らしいんです。
ずっと昔からいる工員が、全然働かない。
それに対し、田舎から来た子たちは、良く働く。
でも、彼女たちの給料は、少ない。
田舎から来た子たちは、
不合理だと、思いつつ働いている。
どう見ても、
自分たちの作ったモノのほうが、出来がいい。
なのに、どうして、彼らのほうが、給料が良い?
でも、そんな気持ちも、
半分あきらめが入っているようです。
「社会って、そんなもんだから…」
都市戸籍と農村戸籍は、身分制度みないなもの、と。
『慣れ』というのは、恐ろしいものです…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
と、キレイに文章を終わらせるつもりでしたが、
やっぱりちょっと気になるので、書きます。
上の状況は、昔からある工場の話。
ここは、ある意味、昔からのしがらみがあるから、
古株の人をなかなか切れないのは、わかる。
でも、最近の企業でも、やっぱり上海人を優先的に
採用するんですよね。どういうメリットがあるんでしょう?
もともと上海人の多い職場で、上海語が話せないと
意思疎通できないから、という理由は、わかる。
でも、仕事は、効率性の勝負のはず。
上海語が話せないことが、仕事でそんなに致命的になるのか?
それとも、文書作成や、パソコンなど、
ちゃんと教育を受けていないことが、問題なのか?
工場で地道に仕事ができることと、
人を管理する能力は、別なのか?
それとも、結局は、農村戸籍の人を
正式に雇用する手続きや、費用が大変なだけなのか?
調べなきゃいけないこと、
まだまだ、いっぱいだ!!
04年9/16〜05年3/14 05年3/15〜12/14
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