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90日以上の長期海外旅行保険もクレジットカードで[利用付帯裏技]

以前から、『シティ カードの裏技』として、このサイトで取り上げていた、「利用付帯の海外保険カードを駆使して、90日(3ヶ月)以上でもカード保険で間に合わせる裏技」ですが、実は、同じような『利用付帯』の裏技が使えるカードは、何枚かあります。それをご紹介。

※2015年、シティカードは「SuMi TRUST CLUBカード」に変わりました。

まずは裏技の内容の再確認です。

注目!!シティ カードに裏技発見です。
シティ カードを使うと無料海外旅行保険が
最大180日間150日間まで使えます!

シティ カード利用付帯保険の裏技
シティ カードは、海外保険を有効にするためには、カードで旅行代金か交通費を支払うことが必要となっています。これを「利用付帯」と呼びます。正直、面倒ですよね(笑)。
しかし、これが、すごく利用価値のある裏技になるのです。

実は、この利用付帯の条件は、海外に行ってからでも有効にできます。海外に行ってから、現地の公共交通機関をカード払いすると、カード払いした日から60日間、保険が有効になるのです。

つまり、90日以上の海外滞在の場合、最初の90日は、別のカードの保険を利用し、80数日の時点で公共交通機関の支払いをシティ カードで行うと、さらに60日間、保険を利用することができてしまうということ。

この技を使えば、合わせて150日間、カードの海外旅行保険が有効になってしまいます!

(2006年8月シティ カードのサービスセンターに確認済み。 ウソのような話だったので2回電話して確認しました(笑)。 シティ カードのどのカードでも有効です)

↑この裏技は、もちろん、2017年の今でも利用可能。旧シティカード以外でも、同じ裏技が使えるカードもあることがわかったので、このページで詳しく解説します。

Contents

利用付帯裏技が使えるカード一覧

上記のシティ カード(現SuMi TRUST CLUBカード)に加え、同じ技が使えるカードが多数あります!自分の保険だけ付くカードと、一枚で家族の保険も付く「家族特約」付きカード(家族特約の解説はこちらのページ)と分けて書きますね。

自分のみ利用付帯裏技が可能なカード

※カード名をクリックすると、それそれのカードの解説ページに飛びます。

カード名 年会費(税別) 治療費用限度額 発行*
オススメ!!リクルートカード一人で2枚発行可能! 無料 100万 書留
オススメ!!JCBカードR(リボ払専用カード) 無料 100万 書留
オススメ!!JCBカードW(39歳以下限定カード) 無料 100万 書留
JCBカードEXTAGE(29歳以下限定カード) 無料 100万 書留
ベルメゾンメンバーズカード 無料 50万 書留
オススメ!!セディナカードクラシック一人で3枚発行可能! 1000円 100万 本人
セディナカードファースト
(25歳以下限定カード。年1回買物で年会費無料)
1000円 100万 本人
東急カードClubQ JMB 1000円 100万 店舗
JCB一般カード即日発行可能 1250円 100万 書留
三井住友VISAクラシックカード※クラシックAカードと間違えないように 1250円 50万 書留
三井住友トラストカード
(旧 住信VISAカード)
1250円 50万 書留
JCBゴールドEXTAGE
(29歳以下限定カード)
3000円 200万 書留
SuMi TRUST CLUBリワードカード 3000円 150万 書留
SuMi TRUST CLUBエリートカード 3000円 150万 書留
東急カードClubQ JMBゴールド 6000円 200万 店舗
オススメ!!エムアイカードゴールド発行約1ヶ月 5000円 300万 書留
オススメ!!エムアイカードプラスゴールド即日発行可能 1万円 300万 店舗
SuMi TRUST CLUBリワード ワールドカード 1.2万円 200万 書留
SuMi TRUST CLUB ゴールドカード 1.2万円 200万 書留
デルタ スカイマイル SuMi TRUST CLUB ゴールドVISAカード 1.8万円 200万 書留
Yahoo! JAPANカードSuica 残念。2015年3月に募集停止 無料 200万
カード名 年会費(税別) 治療費用限度額 発行*

それぞれのカードの保険補償額は、カード一覧表を見てくださいね。
海外旅行保険カード一覧表(利用付帯裏技しばり)

※↑↓表の「発行」欄について
●書留:カードが簡易書留で送られ、家族でも受取り可能なカード。
●本人:カードを本人限定郵便でしか受け取れないカード。
●本+書:通常、本人限定郵便だが、書留で受け取りも可能なカード。
●店舗:店舗に行けばその日にカード受取りができるカード。
海外在住者のカードの受取方法に関しては、こちらのページに詳しく書いています。⇒海外在住者もOKなクレジットカード発行手続き比較表

家族も保険対象となる「家族特約」付き利用付帯裏技カード

カード名 年会費(税別) 治療費用限度額 発行
本会員 家族
SuMi TRUST CLUBプラチナカード 3.5万円 500万 500万 書留
ANAアメックス 7000円 100万 100万 本+書
アメックス グリーン 1.2万円 100万 100万 本+書
アメックス スカイトラベラーカード 1万円 100万 100万 本+書
デルタスカイマイル アメックス 1.2万円 100万 100万 本+書
ミライノカード(レギュラー) 900円 200万
(ケガのみ)
100万
(ケガのみ)
SBIゴールドカード残念。2017年7月に募集終了 2500円 500万 250万
SBIレギュラーカード2017年7月に募集終了 900円 200万
(ケガのみ)
100万
(ケガのみ)

※それぞれのカードの保険補償額は、カード一覧表を見てくださいね。
家族特約つきカード一覧表(利用付帯裏技しばり)

利用付帯だが裏技が使えないカードに注意

この「利用付帯裏技」なのですが、保険が利用付帯のカードなら、どのカードでも使えるか、というと、そうではありません。たまに、この「利用付帯裏技」が使えない利用付帯のカードがあります。↓これらのカードです。

利用付帯でも利用付帯裏技が使えないカード
●楽天カード
●ニコスVIASOカード
●高島屋カード

つまり、↑これらのカードは、保険期間は「出国から3ヶ月間」、という使い方しかできないのです。

その理由は、↓こうです。

利用付帯裏技が使えるカードの場合は、↓この3つのどれかを満たした場合に、保険が有効になります。

利用付帯保険を有効にする条件

その「旅行」(日本出国から帰国まで)に関する支払いで、
① 出国前に、航空機、電車、船舶、タクシー、バスといった公共交通乗用具の利用代金をカード払いする
② 出国前に、宿泊を伴う募集型企画旅行の旅行代金をカード払いする
③ ①と②が無い場合、出国後に、現地で、公共交通乗用具の利用代金をカード払いする

しかし、それに対し、楽天カードやニコスVIASOの場合は③を認めていません。①か②じゃないと、保険を有効にしない、としているわけです。もちろん、そうなると、①か②で使った場合の保険期間は「出国から3ヶ月間」となります。

だから、利用付帯裏技が使えないのです。

理論上は、1年の海外旅行や海外留学、海外赴任でもカード付帯保険でカバー可能

シティ カードの海外旅行保険は「60日間まで」と改悪されましたが、上記のシティカード以外のカードは90日間まで保険が使えます

ですので、理論上は、「1枚のカードの保険期間が終了したときに、次のカードで公共交通機関の支払いをする」ということを繰り返せば、カードの枚数×90日間、保険のカバー期間を延長可能です。1年間とかでも、カード付帯保険だけで、いけてしまうわけです。

↓下の図のように、最初の90日は、自動付帯カードにするのがおすすめです。種類も多いですし。
利用付帯カード裏技で1年以上の海外旅行保険を獲得の図
※「200万円」などの数字は、疾病傷害治療費の額です。病気ケガの治療費の補償が一番使う確率が高いので、それをカード選びの基準にしています。

利用付帯裏技カードの利用上の注意

保険期間を延ばすことができて、高い海外旅行保険の保険料を節約できる、便利な利用付帯裏技カードたち。
しかし、利用上の注意があります!
※ここからは利用上の注意&落とし穴です。

注意点:保険を有効にできるは1旅行中に1回だけ

利用付帯を有効にできるのは1海外旅行につき1回だけ

カード付帯保険は、1旅行中(日本出国から帰国まで)に1回しか、有効にできません。これは、利用付帯でも自動付帯でも同じです。

つまり、1旅行中に、何回も交通費の支払いをしても、最初の1回の交通費の支払いでしか保険は有効にならない、ということです。

※帰国すればリセットされるので、また次の海外旅行では使えます。

注意点:帰国時のリセットはどうされるのか?

質問者
リセットはどうやってチェックされるの?日本でカード払いが必要だったりする?
ノムテツ
いやいや、日本でカード払いする必要はないよ。リセットされているかどうかは、常にチェックされているわけじゃないんだ

リセットされているかどうか、つまり、保険がちゃんと有効かどうか、というのは、保険を利用するタイミングでチェックされます。

例えば、病院にかかるとき。病院にかかるときは、カード会社に、パスポートの日本出国スタンプの提出が必要になります。カード会社は、そのスタンプの日付を元に、ちゃんと保険が有効なのかどうか、をチェックするわけです。

※ちなみに、最近、空港には入国管理のところで「自動化ゲート」があり、自動化ゲートだと出国スタンプがパスポートに押されないのですが、そのときは、必ず、係員に言って、スタンプをもらうようにしてください。

注意点:交通費の支払いは、その「旅行」に関するものじゃないとダメ

利用付帯は、その海外旅行に関する交通費支払じゃないとダメ

利用付帯裏技を有効にするための交通費の支払いですが、その旅行(日本出国から帰国まで)に関する交通費の支払いじゃないとダメです。

次回のの旅行のための支払いや、その旅行に関係ない支払いなどでは、(その旅行中は)利用付帯は有効になりません。

また、同じように、「捨てチケット」など、使う予定のない交通費の支払いも、否認される可能性はありますので、注意してください。

捨てチケットでの保険金請求は絶対ダメ!保険金詐欺の可能性も

その海外旅行で使う予定がない「捨てチケット」で、保険は有効だと主張するのは、保険金詐欺になる可能性があるので、絶対にしないでください。

保険金詐欺と判断された場合、その後、一切、日本の海外旅行保険は使えなくなるリスクがあります。

また、その捨てチケットで保険金を請求する行為は、他の長期滞在者のマイナスにもなります。

カード付帯保険は、お得な良いサービスである反面、カード会社と保険会社の負担も大きく、いつ廃止になるか、わからないサービスです。

それなのに、嘘をついて使う人が増えるというのは、カード付帯保険というサービス全体の終わりを早める行為だと思います。

特に、利用付帯裏技を使う人の中で、不正利用する人が多い、となると、利用付帯裏技だけ先に廃止になることも考えられます。

他の人のことも考えて、そういう詐欺行為は、絶対にしないようにしてください。

注意点:ホテルの宿泊費用などの支払いではダメ!

利用付帯でホテルなどの宿泊費のカード利用はダメ

「利用付帯」の条件は、単に「旅費の一部をカード支払いをすればいい」というだけではありません。

まず、勘違いが多いので先に書いておきますと、ホテルの宿泊費用の支払いでは利用付帯保険は有効になりません。

基本的には、交通費のカード払いによって利用付帯は有効になるからです。パッケージツアーの支払いで利用付帯が有効になるのは、ツアーに交通費の支払いがあるから。

ですので、覚えるときには「利用付帯=交通費の支払いが必要」と、覚えておいてください。

じゃあ、「何が交通費として認められるのか?」に関しては、下で詳しく解説しています。

注意点:半年以上・一年は有料保険と併用がおすすめ

理論上は、1年でもカード付帯保険だけでカバーはできます。でも、実際には、利用付帯裏技カードは、ケガ病気治療費の限度額が50〜100万程度と低いカードがほとんどです。

なので、実際には、利用付帯裏技でカバーできるのは半年まで、と私は考えています。

半年や一年の海外滞在の場合は、有料の海外旅行保険と併用することをオススメします。ただ、その併用も、あまり考えずにやると損します。そういう半年・一年など長期の保険の節約方法に関しては、↓こちらのサイトで紹介しています。参考にしてみてください。

注意点:家族カード・家族特約付カードは誰の分の利用かわかるように

家族と一緒に旅行をする場合、家族カードを持っていたり、家族特約つきのカードなら、家族の分も保険がついてきます。利用付帯の場合は、「カード利用した人の分だけ保険が有効になる」ことに注意してください。

たとえば、リクルートカードを、夫が本会員、妻が家族カード会員だったとします。一緒に旅行する場合、夫が妻の分も一緒に飛行機のチケットを購入したときは、ちゃんと「2人分」と確認できる証明があれば、夫婦ともに保険が有効になります。飛行機のチケットの場合は、搭乗者名を登録するので、一番、間違いが少ないです。

電車やバスなら、利用人数で確認ができます。ただし、利用人数しかわからない場合、利用付帯が有効になるかどうかは、保険会社の判断で左右されます。旅行中、ずっと夫婦で一緒に移動している証拠があれば、問題なく認められるでしょう。

でも、日本出国後、夫婦で別行動をしていた場合は、夫婦で一緒に乗ったのかが判別できません。この場合は、認められないことがあります。保険会社は、この点は、「総合的に判断する」という姿勢なので、「この人の分をカード払いした」というのがハッキリわかる証拠は、ちゃんと準備しておきましょう。

タクシーでの利用付帯

その意味で、要注意がタクシーです。タクシーでは、レシートなどでも利用人数すら確認できないことが多いですよね。タクシーで家族の利用付帯を有効にする場合は、家族でずっと一緒に移動する旅行にするか、その他、ハッキリと一緒に乗ったことがわかる証拠が必要です。

利用付帯を確実に有効にするためには、「この人の分をカード払いした」というのがハッキリわかる証拠が必要、と覚えておきましょう。

注意点:現地で部屋を借りると、部屋の中での携行品と賠償責任は無効

利用付帯裏技を使おう、という人は、長期滞在なので、現地に部屋を借りる人も多いと思います。現地に部屋を借りた場合、一つ、落し穴があります。

それは、現地で賃貸契約を結んで部屋を借りた場合、その部屋では、携行品損害(=持ち物)と賠償責任の補償が無効になる、ということ。つまり↓こういうことです。

現地で部屋を借りた場合

【携行品損害】借りた部屋の中で、持ち物が盗難されたり、破損させられたりしても、海外旅行保険から保険金は出ない。

【賠償責任】借りた部屋で火災や水漏れなどを起こし、損害賠償を請求されても、海外旅行保険から保険金は出ない。

↑これは有料保険でも同じです。海外旅行保険は「宿泊施設」なら有効なのですが、「居住施設」だとダメになるのです。

ただし、それらのトラブルはもう対策しようがないのか、というと、そうではありません。有料の海外旅行保険になりますが、「留学生プラン」や「アパート・借家プラン」などの名前のプランを契約すれば、カバー可能です。

くわしくは、↓こちらのページで解説しています。

注意点:アメックスの利用付帯は他とは違う条件に注意

注意したいのは、具体的には、↓この4枚。

ANAアメックス
アメックス グリーン
アメックス スカイトラベラー
デルタスカイマイル アメックス

これら4枚は、利用付帯の条件が、↓このように他のカードと少し違います。①と①'、③と③'の違いに注目。

普通の利用付帯裏技OKカード アメックスの利用付帯カード
保険適用条件 出国前 ①航空機、電車、船舶、タクシー、バスといった公共交通乗用具の利用代金
②宿泊を伴う募集型企画旅行の旅行代金
①'日本出入国のために時刻表に基づいて運行される国際航空機または国際船舶のチケット
②'パッケージ・ツアーの料金
出国後 ③公共交通乗用具の利用代金 ③'時刻表のある公共交通乗用具のチケットの料金

↑このように、アメックスの利用付帯では、国内と海外、両方で注意点があります。

図にすると↓こういうイメージ。

アメリカン・エキスプレスカードの利用付帯は条件が厳しい

●日本出国前にカード払いをする場合は
日本出入国の飛行機か船の料金の支払いのみOKで、家から空港までの電車やバスではダメ

●出国後、海外でカード払いをする場合は
時刻表のある公共交通機関しかダメなので、タクシーや観光バスはダメ。帰りの飛行機も座席指定代のみの支払いではダメ。

なので、くれぐれも注意してください。

利用付帯裏技おすすめカード

おすすめカード その1 リクルートカード

リクルートカード画像
私が、一番注目しているのが、リクルートカードです。(リクルートカードプラスじゃないほう)

リクルートカードは年会費無料で、病気ケガ治療費の限度額が100万円と、利用付帯裏技カードの中では高額。で、次がすごく重要なのですが、リクルートカードは1人で2枚作れるんです。リクルートカードは、JCB発行のものと、MUFGカード発行のもの(=VISA、マスター)があり、2つは別会社なので、一人で2枚発行できてしまうんですね。

もちろん、リクルートカードを2枚持っていても、それぞれのカードで利用付帯の条件を満たせば(=公共交通機関のカード払いを行えば)、それぞれのカードで付帯海外旅行保険を、利用することができます。同じ期間中に保険を有効にすれば、病気ケガ治療費の限度額が200万円にできます。

さらに、普通のクレジットカードと同様、リクルートカードでも家族カードを作ることができます。そうすると、配偶者や18歳以上の子供にも、病気ケガ治療費の限度額200万円の保険を与えることができます。

さらに、さらに、究極ですが、リクルートカードは、夫婦ともに本会員になり、かつ、夫婦ともに家族カードを作ることも可能。そうすれば、一人で4枚、夫婦で8枚のリクルートカードを持つことができてしまいます。(くわしくは→こちらの記事で)

リクルートカード、なんてスゴイ使い方ができるカードなんでしょう!!(笑)

 

最後は少しネタっぽくなってしまいましたが、利用付帯裏技カードは、病気ケガ治療費の額がポイントとなることには変わりないので、比較表の補償額を見つつ、使いやすいカードを選ぶようにしてくださいね。リクルートカードはオススメの1枚です。⇒カード保険補償額比較表(利用付帯)

※追加情報
中国へ行く方に朗報です。リクルートカード(VISA/マスター)限定の技ですが、追加カードとして「銀聯カード」を発行すると、銀聯カードで現地公共交通機関を支払っても、利用付帯が有効になります!これでかなり選択肢が広がりますね。

おすすめカード その2 セディナカードクラシック

セディナカードクラシック
以前は、ここのおすすめ2で「SBIゴールドカード」をオススメしていたのですが、残念ながらSBIカードは廃止。

その代わりを探していて発見したのが、この「セディナカードクラシック」です。セディナカードクラシックは、年会費1000円(税抜)で、病気ケガ治療費用の限度額が100万円。で、なんと、セディナカードクラシックは1人で3枚作れます

JCB/VISA/マスターで一枚ずつ作ることができ、合計3枚まで作れます。セディナカードの説明では、これら3枚はそれぞれ独立した契約の扱いであるため、海外旅行保険の死亡補償以外の補償項目で上乗せが可能とのこと。つまり、3枚持って、同時に利用付帯を有効にすれば、病気ケガ治療費用の限度額の合計は300万円にできます。

ただし、3枚発行する場合は、1枚ごとに申込&発行の手続きが必要です。準備には時間の余裕を見ておいてください。

※「セディナカード」と「セディナカードクラシック」は全く別のカードです。「セディナカード」には海外旅行保険は付帯していません。間違えないよう、ご注意ください。

参考:利用付帯裏技しぼり込みカード比較表

現地の公共交通機関でクレジットカード利用が可能か調査すべし

さらに、もう一点、注意を。

現地で、どの交通機関でクレジットカードが使えるか、という調査をしっかりやってください。カード支払いが全然できない国もあるからです。

たとえば、私が住んでいた上海。上海は、中国で一番進んでいる大都会ですが、クレジットカード支払できる公共交通機関は、リニアモーターカーだけでした。タクシーや、長距離汽車、新幹線などもカード利用不可でした。

また、クレジットカード支払が可能だったとしても、「VISA・マスターはOKだけど、JCBやアメックスはダメ」だとか、『海外のクレジットカードはダメ。中国国内発行のカードのみ可』などの場合も中国では、よくありました。そういう落し穴もあるんです。

私の経験からですが、現地でカードが使える可能性が高い手段は、

現地の空港からの特急電車

です。(空港バスは国によって、かなり違います)
あとは、

航空券を現地到着後、ネットからカード払いで購入する

のもおススメです。航空券を買う場合、航空会社のサイトから直接購入でもいいですし、旅行会社からの購入でも良いそうです。現地到着後に帰国便のチケットを買うのもアリです。最近はLCCなどもあるので、安い国内線などのエアチケットを購入するのも良いでしょう。

ただ、航空券の場合は、その旅行(出国から帰国までの間)に関係ないエアチケットを購入しても、利用付帯の条件を満たすことには、ならないので、注意してくださいね。

日本へ帰国後の空港から家までのリムジンバスなどの予約は要注意

もう一つ、利用付帯を有効にする方法として、

日本へ帰国後の空港から家までの間にある、特急やリムジンバスなどの予約

があります。ネットで予約&決済できる空港バスなどがあれば、それも利用付帯裏技に使えます。

ですが、この「帰りの空港から家まで」の方法はイマイチなんです。なぜなら、空港からの特急も、リムジンバスも、すべて、「予約は1ヶ月前から」だから(2017年10月 成田空港での調査)。

つまり帰国1ヶ月前のときしか使えない方法なので、イマイチなのです。

なので、やっぱり、利用付帯裏技をするなら、飛行機の支払いか、現地の公共交通機関いが、向いていると言えます。

質問:利用付帯裏技カードを日本と海外の両方で使うと、保険はどうなるか?

質問なのですが、利用付帯裏技カードを、
①日本国内で出発時に航空券購入などで利用し、
②その後、海外到着後90日くらいのところで現地の公共交通機関で利用する。

以上の合計2回、カード支払いした場合、90日以降の保険も有効になるのでしょうか?

ご質問ありがとうございます。結論から言うと、②の支払いでは保険は、有効になりません。

なぜなら、カード付帯の海外旅行保険は、一回の海外旅行(出国から帰国まで)で一回しか使えないからです。

日本国内で出発時のカード利用①で、すでに一回、保険が有効になっていますよね。ですので、もう、帰国しない限りは、そのカードの付帯保険は再度有効にできないのです。同じ一回の海外旅行の中で、利用付帯は一回しか使えません。

ですので、覚えておいてください。
利用付帯裏技を使いたいときは、利用付帯裏技カードは日本では絶対に利用しちゃダメ、と。

頼りにしていた保険がダメだったというのは、想像できないダメージになりますので、必ず覚えておいてくださいね。

質問:1回の旅行中に、クレジットカードの利用付帯の保険を再度有効にできませんか?←できません

質問です。利用付帯クレジットカード2枚を準備して、3ヶ月ごとに、交互に交通費を支払えば、帰国せずに1年以上カバーできそうに思うのですが、どうですか?

ご質問ありがとうございます。結論から言うと、その使い方はできません。1枚のカードで、海外旅行保険を有効にできるのは、一回の海外旅行(出国から帰国まで)の中で、一回だけです。

ですので、一度、保険を有効にしてしまったカードは、日本へ帰国しない限りは、再び有効にすることは無理なんです。これは、自動付帯も利用付帯のカードも同じです。

質問:利用付帯を有効にして、3ヶ月の保険期間内に一時帰国して再度出国するとどうなるか?

質問です。利用付帯の保険が最長90日間のカードを持っているとします。例えば
①8月に渡航。現地で保険を有効に。
②9月に一時帰国。
③10月に再度渡航。
↑このように動いたとき、10月の渡航代金はクレジット払いしていない場合、10月の再渡航時には、利用付帯の保険は、8月からの分が、そのまま継続していて有効でしょうか?

のむてつです。今回は、SBIカードに問合せてみました。すると、「帰国時点でリセットされるので、10月の出発時にもカード利用がないと、保険は有効になりません」との回答でした。残念ながら、2回ともカード利用しないとダメのようです。

要注意質問:現地発の往復エアチケットを買うと、次の海外滞在のとき利用付帯裏技が使えなくなる?

例えば、バンコク発日本往復航空券や、クアラルンプール発日本往復航空券など、日本より価格が安くて使う人も多い「現地発往復のチケット」ってありますよね。あれ、利用付帯裏技を使いたいときには要注意。

複雑なので、細かい説明は別ページでしますが、覚えておいて欲しいのは、「利用付帯裏技を使いたいなら、現地発日本往復航空券は、利用付帯カードで買っちゃダメ」ということ。

簡単に言うと、↓こんな感じです。

現地発日本往復航空券で(次の旅行の)利用付帯裏技が使えなくなる理由
●日本の海外旅行保険は、日本出国から帰国までを「1つの海外旅行」としている。
●そのため、現地発日本往復航空券は、1回の支払で、2つの海外旅行(今回の帰りと次の行き)の支払いに関係する。
●そのため、利用付帯カードで支払うと、次の海外旅行の出国時からの利用付帯保険も有効になってしまい、利用付帯裏技が使えなくなる。

というわけです。

わかりづらいので、GIFアニメにしてみました↓
(自動で繰り返し再生します)

この現地発日本往復航空券に関しては、複雑なので、特設ページを設けています。詳しくは↓こちらを御覧ください。

質問:3ヶ月の保険期間より後の飛行機チケット購入でもいい?

9ヶ月の旅行に行く予定です。
4月1日に日本出国したとして、自動付帯クレカで6月30日までカバー。6月30日に、その年の12月の日本へ帰国する飛行機チケットの予約+発券をした場合、購入日から3ヶ月の9月末までカバーできるんでしょうか。購入するのが6月末で、乗るのは12月のエアチケットの購入ですが・・・。

質問ありがとうございます!なかなか鋭い質問ですね。図にすると↓こういう感じでしょうか。
保険期間後の航空券購入で利用付帯保険は有効になるのか

3ヶ月の保険期間より後の分のカード利用で、利用付帯保険が有効になるのか、に関しては、私も考えたことがなかったので、カード会社の保険デスクに問い合わせてみました。
回答は、

問題なく、保険は有効になります」とのことでした!

要は、「同じ旅行中に使う公共交通機関のカード払いであれば、保険は有効になる」ということですね。

海外旅行保険の「旅行」の意味は、「出国から帰国(帰宅)まで」です。
上の例では、4/1に出国して、12月まで帰国しませんよね。

それなら、6月末に12月の帰国エアチケットを購入でも、保険はOKです。
逆に、別の旅行で使う飛行機チケットを購入しても、そのときから保険が有効になることはないので、注意してくださいね。

利用付帯の条件を満たすカード利用とは

利用付帯の条件を満たすには、簡単に言うと2つ。

①ツアー代金をカード支払いする
②公共交通機関をカード払いする

以上2つの種類があるのですが、海外へ行ってしまってから使える手段は②の公共交通機関のカード払いのみです。(なので、現地のオプショナルツアーとかはダメです)

一応、一般的なものとして、「どんなものが『公共交通用具の支払い』に当たるのか」を書いておきます。

利用付帯が有効になるクレジットカード払いの内容

●電車 OK
●バス(時刻表があるもの) OK
●バス・電車などの回数券やプリペイドカード購入 OK
 ※プリペイドカードへのチャージもOKだが、チャージ記録と当日利用した証明書の2つが必要
●タクシー OK
●船(時刻表があるもの) OK
●航空券(時刻表があるもの) OK
●燃油サーチャージ代 OK
●航空機の座席のアップグレード代 OK (※アメックスでは不可)

利用付帯が有効にならないもの。空港までの高速代や駐車場代はダメ

●高速道路代 ×
●空港駐車場代 ×
●レンタカー代 ×
●空港利用税 ×
●航空券の発券手数料 ×
●マイレージの交換手数料 ×
●飛行機の荷物重量の追加購入 ×
●飛行機チャーター料金 ×
●ホテルのシャトルバス ×

UBERなど配車アプリは利用付帯を有効にするには微妙

uberとgrabは利用付帯には微妙

UBERやGrab、滴滴打車など、タクシー乗り場に並ばずに車に乗れる配車アプリはクレジットカード払いに対応していることも多く、便利です。

でも、UBERなどの配車アプリの利用で利用付帯が有効になる、としている保険会社は一部だけですので、注意が必要です。

特に怪しいのがUBERです。UBERは、呼ぶと、タクシーではなく自家用車が来ることがありますよね。自家用車は、もちろん公共交通機関とは呼べず、ダメな可能性が高くなります。中国の滴滴打車も、来た車が白タクだとダメです。

また、最近、ある保険会社の回答で言われたのですが、UBERとかGrabって「交通費」としてお金を受け取っているのではなく、「情報提供料」としてお金を取っているらしいんです。(国によって違うかもしれないですが。)そうすると、利用付帯の適用としては、厳しいと考えられます。

一応、2018年2月の調査では、↓こういう回答でした。

UBERやGrabで利用付帯OKかどうか
●リクルートカードVISA/マスター OK
●エムアイカード OK
●JCB OK
●SuMi TRUST CLUBカード OK
●アメックス ダメ(もともと時刻表のある交通機関じゃないとダメ)
●三井住友 ダメ
●セディナ ダメ

参考までに、以前の調査での回答も載せておきます。カード会社の見解も変化があるみたいです。

●UberはOK。(リクルートカードJCB損保ジャパン日本興亜2017年6月回答)
●白タクはダメ。法律に則ったタクシーじゃないとダメ。(リクルートカードの損保ジャパン日本興亜2016年9月回答)
●OK(SBIカードの三井住友海上2016月7月回答)
●カード利用明細に「タクシー」の文言が入らないのでダメ(楽天カードの三井住友海上2015年8月回答)

電子マネーも利用付帯が有効になるか微妙

電子マネー

電子マネーで利用付帯を有効にするためには、チャージだけではダメで、実際に公共交通機関への支払いも必要です。なので、

電子マネーで利用付帯を有効にするための提出書類
①電子マネーへクレカからチャージした証拠(=明細)
②その電子マネーで公共交通機関を利用した証拠(=明細)

↑この2つが必要です。

そして、さらに、電子マネーは、2種類に分かれるので、↓この2種類ごとに、カード会社(保険会社)の扱いが違うことにも注意してください。

・交通費にしか使えない電子マネー
・交通費以外にも使える電子マネー

前者は回数券やプリペイドカードに近い扱いとなるため、OKとしているカード会社が多いようです。2017年10月に、主な利用付帯裏技カードを調査したところ、↓こうでした。

電子マネーで利用付帯を有効にできるか?
●リクルートカードVISA/マスター 両方ともOK
●リクルートカードJCB 両方ともOK
●エムアイカード 両方ともOK
●JCB 両方ともOK
●SuMi TRUST CLUBカード 両方ともOK
●アメックス 交通費のみ電子マネーはOK。買い物できるのはダメ
●三井住友 両方ダメ
●セディナ 両方ダメ

↑このカード会社の回答も、今後変化する可能性もあるので、実際に使おうと思う人は、カード会社(保険会社)に一度、確認することをおすすめします。

質問:使いかけの電子マネーカードを持っている場合どうすべきか?

質問があります。一回目の海外滞在時は、電子マネーカードの購入してチャージして利用すればokなのは理解しました。では、二回目以降の海外滞在、つまり、すでに電子マネーカードを持っている時は、どの様な対応になるのでしょうか。
①新たに電子マネーカードを利用付帯カードで購入して対応しなければならないのでしょうか。
②一回目の滞在時に購入した電子マネーカードに、利用付帯カードでチャージして対応出来るのでしょうか。

↑こちらの疑問ですが、2017年6月にMUFGカードの保険デスクに問合せたところ、「新しく電子マネーカードを買う必要はない」とのことでした。」もともと持っていた電子マネーカードにチャージし、そのチャージの明細があればOK」とのことです。

例えば、残り3000円分のチャージが残っている状態の電子マネーカードを持っていて、海外へ行き、利用付帯カードで1000円チャージ(=残高4000円)。その後、すぐに電子マネーカードで200円の乗車賃の支払をした場合、その乗車賃の支払いから、ちゃんと利用付帯は有効になる、とのことでした。

もちろん、この場合も、
●1000円分チャージの証明
●電子マネーで乗車賃を支払った証明
の両方が必要です。

以上、利用付帯裏技に関して、でした。

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[コツ]保険付帯カードは、まず「子供の保険が必要かどうか」で決めるべき
保険付帯カードを選ぶコツは、まずは「18歳未満の子供の保険が必要かどうか?」を決めること。

●子供の保険が必要 ⇒家族特約付きカード(種類少ない。年会費高い)
●子供の保険は不要 ⇒一般カード(種類多い。年会費安い)


となります。配偶者や同居家族がいても、18歳以上なら、家族カードを作ることで、同じ保険を持つことができるので、家族特約付きカードは不要です。

子供の保険が不要な人は、↓こちらの比較表をどうぞ。


海外旅行保険付帯クレジットカード比較表(子供がいない人向け)
海外旅行保険付帯クレジットカード比較表(子供がいない人向け)

(↑画像をクリックすると飛びます)

子供の保険も欲しい人は、↓こちらの家族特約付きカード比較表を。


家族特約付き海外旅行保険50枚比較表
家族特約付き海外旅行保険50枚比較表

(↑画像をクリックすると飛びます)

学生さんは、学生ならではのお得なカードがあります。こちら↓


海外旅行する学生のおすすめクレジットカード選び
海外旅行する学生のおすすめクレジットカード選び


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のむてつ

サイト「ちょろいもんだぜ中国生活」運営。上海生活歴7年(現在日本)。中国一年目のとき、保険代理店に勧められるままに無駄に豪華な海外旅行保険に加入、あとで約4万円節約できたことを知り、泣く。そのときの後悔から海外旅行保険節約と、クレジットカード活用にハマる。日本人よ、もっと海外に挑戦しよう!

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