おかわりもアリ?!機内食の楽しみ方
「いよいよ国際線への搭乗!」この登場の瞬間って、海外旅行の楽しみの一つですよね。今からいよいよ海外に出かける、という高揚感。他では味わうことができません。
また、機内で出される機内食も、海外旅行の楽しみの一つに挙げることができると思います。航空会社によって機内食が異なっていますし、色々な機内食を食べ比べるために、航空会社を選ぶ方もいるでしょう。今回は、こうした機内食をより一層楽しむための方法をご紹介いたします。
機内食は「おかわり」できることも
「ビーフorチキン?」機内食を渡されるときに、よく聞かれますよね。国際線で提供される機内食の多くは、ビーフやチキンなど、いくつかの選択肢が用意されています。機内食に定評のある航空会社の場合、どちらも捨てがたいと感じることもあるかもしれません。
そんなときは、勇気を出して言ってみましょう、「両方食べてみたいです!」と(笑)。どうしても両方食べたい人は、乗務員に相談をしてみると良いのです。
実は、多くの航空会社では、搭乗客数よりも機内食を多く用意しています。余った場合は、廃棄処分になるため、機内食にゆとりがある場合は、「おかわり」できることがあるのです。(機内食が有料のLCCはダメですよ)
参考記事
機内食やドリンクの無料追加オーダー? – 海外旅行(全般) – 教えて!goo
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/4363605.html
ただし、当然のサービスとして用意されているわけではありません。あくまでも、乗務員が許可した場合に受けられるサービスです。相談する際は、丁寧にお願いをしてみるとよいでしょう。
英語なら、May I take both?(両方いいですか)と言えば良いでしょう。Both, OK?だけでも通じると思います。さらに、Because I am from Japan. とか言っておくと完璧です。これを言っておけば、単なる欲張りと思われるのではなく、「日本から来たから、異文化を味わいたいんだな」と思ってくれるはずです(笑)。
ギャレーから、お菓子や飲み物をもらう
機内食の場合は、余分にもらうことを断られることもあります。もしそんなときは、ギャレーにある軽食(お菓子や飲み物)にチャレンジしてみましょう。(なんだか、意地汚い記事になって来ました…笑)
スナックや飲み物の「おかわり」が欲しいけど、CAさんがなかなか来ない…ということって、ありますよね。そういうときは、自分でギャレーのほうへ行き、好きなものをもらってくる、という手があります。
航空会社やフライトによっては、ギャレーに「自由に取っていただいてOKです」という形ですでに準備されていることもあります。特に長時間のフライトの場合は、そういう場合が多いようです。
ただ、マナーとして、CAさんに一言かけてから、もらって来ましょう。ギャレーのカーテンが閉まっている時や、CAさんが機内食や飲み物サービスで忙しくしている時は避けたほうがよいでしょう。
参考記事
飛行機のギャレーにチョコレートや飲み物があると聞いています。 勝手にギャレーに入っていいんでしょうか? – Yahoo!知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12113610272
特別食も(アレルギー持ち、ベジタリアン、子供用、宗教)
このように機内食を楽しみにしている方がいる一方、反対に、機内食に不安を感じている方もいるでしょう。例えば、離乳食が必要、糖尿病食が必要など、特別な事情がある方は、不安を感じて当然です。
こうした方は、搭乗前に航空会社に連絡することで、特別食(スペシャルミール)を頼むことができます。例えば、JALのホームページからであれば、搭乗25時間前までに特別食を予約することができます。アレルギー対応食、ベジタリアン向けの食事、子供用食事、糖尿病食、宗教用食事などがあります。こちらを利用すれば安心してお食事が楽しめるはずです。
JAL国際線 – 機内特別食(機内サービス)
https://www.jal.co.jp/inflight/s_meal/特別機内食(スペシャルミール)│海外航空券│ANA国際線
https://www.ana.co.jp/int/inflight/spmeal/シンガポール航空の特別食
https://www.singaporeair.com/ja_JP/flying-with-us/specialmeals/
(↑驚くほど、特別食の種類が豊富です)
決められたサービスのように見える機内食ですが、実は、いろいろな利用法があるんですね。
機内食をもっと楽しみたいという方は、ぜひ、以上のようなサービスを積極的に活用してみてくださいね!
追記:特別食の楽しみ方
特別食(スペシャルミール)の利用経験者の方から、
上手な利用方法のアドバイスをいただきました♪
●長距離フライトには、ベジタリアンミールは、お腹に優しく、快適。
ただ、ラクトフリーくらいの、ゆるいベジタリアンにしないと、味気なさ過ぎることも。
●特別食は、普通の機内食よりも先に配られるので「トイレが混む時間をずらせる」というメリットあり。
●ヒンドゥーミールがオススメ(ヒンドゥーミールはヒンズー教の人向けの食事)。ヒンドゥーミールを頼むとベジカレーが出てくる確率が高い。カレーでなくてもスパイスの効いたベジで、今まででハズレなし。
●ビジネスクラス以上でも特別食はオススメ。シンガポール航空のブック・ザ・クックのように好きなメニューを選べるものや、タイ国際航空には和食もある。個人的には上級クラスに乗る時ほど、特別食を食べたいと思う。
とのことでした。
考えてみると、そうですよね。普段、肉を食べている人だって、ベジタリアンミールを頼んでもいいんですよね(笑)。また、ヒンドゥーミールなんて、頭の中の選択肢にも入れていませんでしたが、食べてみるのも面白そうです。
情報をくださった方々、ありがとうございました!