LCCは片道予約がトク?実際に検証してみた
日本でもLCCの利用が一般的になりつつありますよね。LCCの魅力は何といっても価格でしょう。従来の航空券と比べると大幅に安いので、予算をかけずに旅行をしたい方には最適です。特に、海外旅行になるとその差が大きくなるのでメリットが大きくなるといえるでしょう。
LCCの予約は片道単位が基本
航空券というと、往復での購入が当たり前と考えてしまいますが、LCCに関しては片道が基本の単位になります。もちろん、LCCでも往路と復路のチケットを購入することはできますが、あくまでも基本は片道。通常の航空会社の場合、片道のチケットは高額になりますが、LCCに関しては片道のチケットが割高になることはありません。むしろ、上手に片道チケットを利用すればお得に海外旅行を楽しむことができるのです。
片道単位だから出来る節約の裏技
LCCを利用すると、お手軽な価格で片道単位の航空券が購入できます。とはいえ、どうせ往復するのであればまとめて購入すればよいと思いますよね。しかし、LCCを利用する場合は往復ではなく片道ずつ購入したほうがお得になることがあるのです。意外と知られていないこの裏技をJETSTARで検証してみました。
JETSTARでの検証結果
JETSTARのWEBサイトで、同じ便を往復セットと片道(片道単位で往復分を予約)で確認してみました。その結果が以下になります。
往復セットで予約した場合
往路 2014年6月1日
関西→シドニー 20:25出発
38250円+税&諸費用20770円=59020円
復路 2014年6月8日
シドニー→関西 6:00出発
38093円+税&諸費用22850円=60943円
合計 120663円
片道ごとバラバラ予約した場合
往路 2014年6月1日
関西→シドニー 20:25出発
38250円+税&諸費用20770円=59020円
復路 2014年6月8日
シドニー→関西 6:00出発
$464.36+税&諸費用$82.18=$546.54
(上記はオーストラリアドル。
$1=95円で換算すると51921円)
合計 110941円
以上の結果で見ると、復路の料金が大きく異なることがわかります。往復で予約した場合、シドニー関西間が60943円であるのに対し、片道で予約した場合が51921円(日本円換算)となっています。同じ便にもかかわらず9021円もの差額が発生しているのです。
片道のほうが安くなる理由
以上のように、利用する条件によっては往復で購入するより片道単位で購入したほうが安くなることがあります。LCCの現地出発便は、現地通貨での決済になるためこのような差額が発生するといわれています。どのような理由にせよ、お得になるのであれば積極的に利用したいところですね。
LCCを片道単位で予約すればお得になることがあります。今回の方法は必ずお得になるという保証はありませんが、お得になる可能性はありますので、一度、確認だけでもしてみることをオススメします!