CAさんもやっている、短時間で時差ボケを解消する方法
たまの海外旅行をめいっぱい楽しむためには、時差ボケ対策が重要です。せっかく海外へ行ったのに、現地にいる間ずっと頭がボーッとしていた、ということでは悲しすぎますよね。時差ボケ対策、しっかり対策をしておきたいところです。
まず時差ボケの原因から
私たちが時差ボケになる理由は、時差がある地域に短時間で移動をするためです。体内時計が調整されないまま、時差のある地域に到着するので、身体のリズムと生活のリズムにズレが生じます。そのため、睡眠障害や胃腸障害、頭痛などの症状が引き起こされるのです。
一番のポイントは「時差ボケになる前に予防する」こと
ツラい時差ボケは「なってから治す」よりも「なる前に予防する」ほうが簡単です。そのためには、まず最初の一歩は、出発前の生活や機内での生活を、現地時間に合わせることです。
飛行機に乗った瞬間に、まず現地の時間に時計を合わせましょう。そして、その時間で行動する。現地の時間が夜中なら、出発した時間が真っ昼間でも寝てしまいましょう。飛行機で寝るつもりなら、乗る前に軽く運動して身体を疲れさせておくと良いでしょう。
また、アイマスクを使用すれば、眠くなくても眠りやすいです。アイマスクは、光を通さない黒地のものがオススメです。最近では、女性におすすめの「マスカラ・つけまつげのままOKなアイマスク」というのもあります。以上は、航空会社のCAさんもやっている方法です。
到着後のポイントは、食事と朝日と睡眠
到着後のポイントも、身体に現地の時間を教えることが重要になります。
現地の時間を教える方法として活用したいのが、食事と朝日です。
時間栄養学の研究によると、朝食に糖質とタンパク質を取ることで、体内時計を正しく合わせることができるといわれています。また、夕食に消化の良い炭水化物を取ることで、睡眠がとりやすくなるといわれています。このことを実際の食生活に応用することで、現地の時間を体に教えることができます。
また、朝に日差しを浴びることも、身体に朝の時間を伝えることになります。
そして、夜には、しっかりと眠れるように準備しましょう。街を散歩するとか、プールで泳ぐとか、心地よい汗を流すと、スッキリ眠れます。また、ラベンダーのアロマオイルもオススメです。眠る時にハンカチにラベンダーのオイルを垂らして、枕元に置いておくと、よく眠れます。ただ、ラベンダーの香りもキツくなると眠りにくくなるため、おだやかな感じので香るくらいに調整してください。
時差ボケを気にしすぎないのもコツ
ここまで書いてきて、まったく逆のことを書くようですが、最後のポイントとしては、時差ボケを時差ボケと思わないことも重要です。上に書いてきたことを実践しても、夜に眠れなかったときは「しかたない」と、あきらめましょう。「時差ボケだ」と気にしすぎると、ストレスになってしまい、余計に疲れてしまうからです。
少々、眠れなくても気にせず、眠れない時には、旅行のガイドブックを読んだり、日記を書いたり、明日の計画を立てたりすればいいのです。海外旅行中ですから、やることは、たくさんあるはず。「時間が有効に使えた」と思えば、気持ちも楽になり、体調も良くなっていくはずです。
まとめ
時差ボケ対策のポイントを、まとめると、こうなります。
ポイント:身体に現地の時間を教える
機内:生活を現地時間に合わせる
朝 :朝日を浴びる
朝食:糖質とタンパク質
夕食:消化の良い炭水化物
睡眠:軽い運動、ラベンダー
気持:時差ボケを気にしすぎない
避けがたいこととはいえ、時差ボケは海外旅行の大きな妨げになります。短期間で時差ボケを解消したい方は、ぜひ、以上の方法をお試しになってみてくださいね!